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結婚記念日のあれこれ。

みなさん、結婚記念日のお祝いをしていますか?

もともとはイギリスが発祥といわれる「結婚記念日」ですが、明治以降にアメリカから日本へも伝わったとされています。世界中の夫婦が「愛」と「絆」を再認識してお互いに感謝をする日があるなんて素晴らしいですよね。

前述の通り、もともとは欧米の文化ですが時代とともに日本式となり一般的によく知られているのは、大きな節目である「25年目」=銀婚式や「50年目」=金婚式だと思います。親戚・家族みんなで集まって祝宴を開いたりしますよね。

さて、この「結婚記念日」。実は「1年目から15年目まで」とそれ以降5年単位「20年目〜60年目」までのそれぞれの年に正式な名称と意味があるのはご存知でしょうか。

結婚記念日の名称(読みかな)・・・贈り物例

イギリス式をもとに、15年目までは1年単位、以後は5年単位で祝うスタイル例

1年目〜15年目(1年単位)

1周年:紙婚式[かみこんしき]
真っ新な紙から未来を願う
・・・アルバム、手帳、日記帳など
2周年:綿婚式、藁婚式[わたこんしき/わらこんしき]
わたのように柔らかい様子、質素倹約を意味する
・・・木綿のシャツやハンカチなど
3周年:革婚式[かわこんしき]
倦怠期の頃?革のように粘り強く
・・・革製品、バッグ、ベルト、財布など
4周年:花婚式、書籍婚式[はなこんしき/しょせきこんしき]
花が咲き実がなる(子宝にも恵まれる)
・・・花束、書籍、料理本など
5周年:木婚式[きこんしき/もっこんしき]
夫婦がやっと一本の木のよう(一体)になる
・・・木製フォトフレーム、木製テーブル、植物など
6周年:鉄婚式[てつこんしき]
鉄のように強い人生になるように
・・・ペンダント、カフス、フライパンなど
7周年:銅婚式[どうこんしき]
家族、財産の安定を銅に例えている
・・・銅食器、鍋、アクセサリーなどの銅製品
8周年:青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式[せいどうこんしき/ごむこんしき/でんききぐこんしき]
二人の生活が弾力性のあるように、またちょうど家電の入れ替え時期も意味して
・・・電気製品、貴金属、アクセサリーなど
9周年:陶器婚式[とうきこんしき]
陶器を大事に扱ってヒビが入らぬように
・・・コーヒーカップ、飾り皿、花瓶など陶器類
10周年:アルミ婚式、錫婚式[あるみこんしき/すずこんしき]
錫(すず)のように美しさと柔らかさを兼ね備える
・・・やかん、アクセサリーなどの錫(すず)・アルミ製品でも、今時はSweet10thダイヤモンド?
11周年:鋼鉄婚式[こうてつこんしき]
鋼のように強い愛の力で結ばれて
・・・ゴルフクラブ、鋼鉄製品、鍋などスチール製品
12周年:絹婚式[きぬこんしき]
絹のようなきめ細やかな2人の愛情
・・・絹スカーフ、パジャマ、麻のテーブルクロスなど
13周年:レース婚式[れーすこんしき]
さらに深く綾なす愛の証
・・・手袋、ショール、テーブルクロスなどレース製品
14周年:象牙婚式[ぞうげこんしき]
象牙のように年齢を重ねて輝く価値
・・・ネックレス、夫婦箸、印鑑などの象牙製品
15周年:水晶婚式[すいしょうこんしき]
透明で曇りのない水晶のような信頼
・・・指輪、水晶、ワイングラスなどクリスタル製品

20年目以降(5年単位)

20周年:磁器婚式、陶器婚式[じきこんしき]
年代と共に値打ちが増す磁器のような夫婦
・・・磁器食器、置物など磁器製品や節目として旅行など
25周年:銀婚式[ぎんこんしき]
結婚生活の一区切り、いぶし銀の美しさ
・・・スプーン、銀食器、帯留め、カフスボタンなど祝宴とともに
30周年:真珠婚式[しんじゅこんしき]
富と健康をあらわす海の宝石に例えて
・・・真珠ネックレス、指輪、ネクタイピンなど装飾品
35周年:珊瑚婚式[さんごこんしき]
永い年月を経て成長する珊瑚に例えて
・・・珊瑚やひすいのアクセサリーなど
40周年:ルビー婚式[るびーこんしき]
赤色のような2人の深い信頼と誠意
・・・ルビーの指輪、ブローチ、ネックレスなど装飾品
45周年:サファイア婚式[さふぁいあこんしき]
誠実と徳望で結ばれた結婚生活
・・・サファイヤの指輪、ネックレス、ブローチなど装飾品
50周年:金婚式[きんこんしき]
金色の輝きを得たという豊かさで大きな記念日
・・・金のアクセサリー、金箔を使った漆器など祝宴とともに
55周年:エメラルド婚式[えめらるどこんしき]
深く静かで尊い夫婦の生活
・・・エメラルドの装飾品など
60周年:ダイヤモンド婚式[だいやもんどこんしき]
長寿と一族の繁栄を意味する最高の記念日
・・・ダイヤモンドの指輪、ブローチ、ネックレスなど装飾品

まとめ

年を重ねる毎に「絆」も深まることから、その名称も価値のあるものに変化していて、 それに相応しい夫婦となってお互いにお祝いをするという姿が美しく、私はとても興味深かったです。

中には長年連れ添い記念日を迎える頃に「え〜っと、今年で何周年だっけ?」なんて事も多いみたいですが、、「入籍日」または「結婚式」に合わせた節目にはプレゼントを贈り合ったり各々の夫婦で様々な形の「しあわせ」な時間が過ごせているといいですね。