新常識!?引っ越しのご近所へのあいさつ事情
近頃はセキュリティやプライバシーの観点から引っ越しのあいさつをするべきか悩むケースが非常に多いですよね。
以前は「向こう三軒両隣」+「大家さん」へのあいさつ回りは当たり前とされてきましたが、 現代の新常識では場合によっては控えた方がいいようです。
地域性や住まい規模・環境でも違いますが参考まで。
一人暮らし女子はしないでよし!
むしろ「女の一人暮らしです。」と自ら宣伝しているようなものです。 防犯意識に欠ける行動となります、やめておきましょう。
なお、女性限定の住宅なら両隣で顔を合わせる可能性や(上)下階への配慮には、 マナーとしてあいさつすることはもちろん問題ありません。
また引っ越し当日や近くで大家さんや管理人さんと顔を合わせる機会があれば、 早めにごあいさつをしておくとよいでしょう。
ファミリーで移り住むならするべき!
小さなお子さんがいる場合は特に「騒音」などで思わぬトラブルにならないよう注意が必要です。あらかじめ小さい子供がいますよっと「断り」を入れておくだけでずいぶん印象が違います。
後々になにかしらの接点が出てくる確率も高いですし、災害などの心配もありますから、 ご近所さんとして早めの段階で「顔見知り」になっておきましょう。
ただ、プライバシーを重視したほうが無難です。あいさつは簡素に「●●●号室に越してきました○○です。よろしくお願いします。」「子供が騒がしいこともあるかもしれませんが、」など手短に済ませましょう。
中には訪問しても、いつも留守や応答が無いなど「ご近所付き合いをしたくない方」もいると思います。 その場合は無理やりは避け、そういうものだと思いましょう。
カップル・同棲なら?
賃貸アパートやマンションで出入りの比較的多い物件であれば「あいさつは無し」が多いようです。 習慣がないと逆に驚かれることもあるかもしれません。
ですが、近隣住人や周囲の様子をみてタイミングが合えばマナーとして訪問するとよいと思います。
なにを持っていく?
断然、消耗品(消えもの)が良いでしょう。 金額は500円〜1000円くらい、奇をてらわない品物で充分です。
定番といえば、
- タオル・手ぬぐい
- 台所用品(ふきん・スポンジ etc...)
- 地域指定のゴミ袋
- ジップロック
- ラップ・アルミホイル
- 調味料(油・お醤油・お塩 etc...)
- 海苔
- 洗面用品
- 入浴剤
- メモ帳
- 菓子折り(日持ちするもの)
など
のし(熨斗)は?
タオルに粗品と書かれているイメージが強いかもしれませんが、 人によっては「粗品って!」っというネガティブな印象もあるため「ご挨拶」でよいでしょう。 表書き下には、名字を記入するのがベターです。
まとめ
昔ほど、ご近所付き合いの無い時代ですが、新居での生活が快適であるには、 隣人との関わりは少なからず外せない条件になってくると思います。
入居前に念のため、不動産屋さんや大家さんにも通例を確認してあいさつの必要性など情報も得られるといいですね。
それでも、どうしようか迷う!という方・・・
単純に自分が逆の立場だったら?と考えてもいいかもしれませんね。
『遠くの親戚より近くの他人』ということわざもありますものね。