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世界の言葉で見る「お誕生日おめでとう」と祝い方

各国で誕生日の習慣も色々。インターネットやSNSを通じてボーダーレスに海外の方と交流できる時代だから、世界の人たちに「お誕生日おめでとう」を伝えられるよう。

ごく一部ですがまとめてみました。よろしかったらご参考まで。

英語:English

HAPPY BIRTHDAY
(ハッピーバースデー)

イギリス/England
お誕生会は主役が開催してケーキの中にコインなどが隠されていて将来を占ったり、職場や学校にケーキを持参して「今日は私の誕生日です!」とみんなに振る舞うのが主流。また子どもなら誕生日の年齢と同じ回数持ち上げて幸運を祈るなどちょっとしたジンクスも。バースデーカードはイギリスが発祥の地。
アメリカ/ United States of America
主役が誕生日パーティーの招待状を送りみんなを招待します。当日はプレゼントを持っていくルールです。アメリカにはパーティー用品専門店も多く、職場や学校にもお祝いが届いたり一大イベントとして派手に祝う傾向があります。女子の16歳はSWEET SIXTEENと呼ばれ特別な節目でもあります。
カナダ/ Canada
地域によって誕生日の習慣も異なりますが例えば、家族や友人からバターやクリームなどオイルを鼻に塗られて、悪い運がツルッとすべってつかないようにするそうです。学校などでランチタイムにケーキを振る舞う習慣もあります。
オーストラリア/ Australia
特に21歳を盛大にお祝いする習慣があり、気候のよい地域ではバーベキューをして誕生日を祝います。子どもにも人気のカラフルなつぶつぶが特徴のフェアリーブレッド(妖精のパン)を食べます。
フィリピン/ Philippines
誕生日の本人が多くの人を招いて食事などを盛大に「おごる」習慣があります。風船のデコレーションやイルミネーションを飾ってパーティーが行われるそうです。
ジャマイカ/ Jamaica
有名な伝統で家族や友人に頭から小麦粉をふりかけてもらうユニークな誕生日を迎えます。レゲーでノリノリ、歌ったり踊ったりして祝うそうです。

など

スペイン語:Spanish

Feliz Cumpleaños
(フェリス クンプレアニョス)

メキシコ/ Mexico
ピニャータという動物の形をした「くす玉」のような物にお菓子などを詰め、目隠しをした誕生日の子どもが割る習慣があります。また「モルディーダ(かぶりつけ!)」の合図でケーキに顔を突っ込ませるのもラテン流です。
ペルー/ Peru
ピニャータはペルーでも誕生を盛り上げる欠かせない存在です。ダンスや音楽で子供たちの誕生会は大盛り上がり。 特に1歳のバースデーは特別なものだとか。
アルゼンチン/ Argentina
誕生日を迎える人がケーキやお菓子を買って振る舞うのが習わし。女子は特に15歳という年齢が盛大に祝われとても重要とされています。
キューバ/ Cuba
親戚から近所の人たち、職場の人など含め子どもの年齢層以外の人も集まり大人数のパーティーでにぎわいます。
ボリビア/ Bolivia
南米の多くの国は女の子にとって15歳の誕生日は特別。ドレスを着てダンスを踊ったりしてお祝いします。 またローソクの火を消したらケーキかじるラテンのノリもあり、顔面ケーキも恒例です。

など

ブルガリア語:Bulgarian

Честит рожден ден
(チェスティト ロジュデンデン)

ブルガリア/ Bulgaria
誕生日を2回祝うことが有名です。歴史的に有名な名前か聖書からの名前がついている子どもは「その名前」を祝うことも行われるそう。また誕生日を迎える人が友人にチョコレートを配る習慣も。

デンマーク語:Danish

Tillykke med fodselsdagen
(テリュッケ メ フォセルスダ―イェン)

デンマーク/ Denmark
誕生日はクリスマスと並ぶ一大イベントです。「誕生日の子どもがいます!」というサインで家の外に旗を出します。 また成人の18歳も特別です。日本の還暦のように50歳も人生の節目として祝われます。

イタリア語:Italian

Buon compleanno
(ボォン コンプレアンノ)

イタリア/ Italy
誕生日は「自分でお祝いする」のが習慣でレストランなどを予約してゲストを招きます。耳たぶがのびると知恵を授かるという言い伝えがあり子どもが賢く育つことを願い「耳たぶを引っ張る」そうです。

ドイツ語:German

Alles Gute zum Geburtstag
(アレス グーテ ツム ゲブァツターク)

ドイツ/ Germany
家族や親戚の誕生日には学校や仕事を休むこともあるほどドイツでは重要な日です。誕生日の子どもがろうそくの火を吹き消し一気に吹き消すことができたら幸運が宿るといわれています。10歳ごとの誕生日は特別に催されます。

ノルウェー語:Norwegian

Glad Fødselsdag
(グラッ フェツェダァグ)

ノルウェー/ Norway
子どもいる家庭では誕生日は外に旗をかざるそうです。毎年のお誕生会のほかに25歳や30歳などには盛大にお祝いします。外食よりは「お家でお誕生日」を催すことは普通のようです。

ロシア語:Russian

С днем рождения
(ズドニョーム・ラジジェーニィヤ)

ロシア/ Russia
バースデーケーキの代わりにバースデーパイでお祝いします。迎える歳の数のろうそくに火をつけすべてのろうそくを一息で吹き消すと願いは必ず叶うといわれています。

スワヒリ語(東アフリカ諸国):Swahili

Hongera kwa siku yako ya kuzaliwa
(ホンゲラ・クワ・スィク・ヤコ・ヤ・クザリワ)

アフリカ/ Africa
アフリカはご存知の通り大変広く正確には把握できませんが、出生届けもままならない場合にはひとり一人の誕生日を祝う習慣はないそうです。大人への儀式に重きが置かれているとも言われています。

ヒンディー語:Hindi

जन्मदिन मुबारक हो
(ジャナムディン ムバーラク ホー)

インド/ India
お祝い事が大好きなインドではケーキを顔に塗りたくり踊ったりしてお祝いします。またインドも大変広いため地域によって異なる場合もありますが、新しい洋服が与えられたり昔ながらの誕生日では家にお坊さんを呼んでお祈りをしてもらいます。

ヘブライ語:Hebrew

יום הולדת שמח 
(ヨム・フレデット・サメア)

イスラエル/ Israel
花や葉で作った冠を頭に乗せてお祝いをします。誕生日の子どもの周りで踊り、年齢の数だけ椅子を大人が持ち上げ幸運を祈ります。

アラビア語:Arabic

عيد ميلاد سعيد
(イード・ミラード・サイード)

サウジアラビア/ Saudi Arabia
誕生日は基本的にはお祝いしません。宗教にまつわるお祝いの日を重要視しています。
スーダン/ Sudan
都会の子どもがいる家庭では誕生日会などをして祝いますが、地方の子ども達は特に祝う習慣がないそうです。

韓国語:Korean

생일 축하합니다
(センイル・チュッカハムニダ)

韓国/ Korea
1歳の誕生日は特別な意味を持ちたくさんの人が招かれ祝儀を渡します。誕生日の朝、本人以外の誰かにわかめスープを作ってもらって食べる習慣があります。

中国語:Chinese

生日快乐
(スワンイークワイラー)

中国/ China
数え年で年齢を言う習慣があり、新年を迎えると1歳年をとるという考えです。1歳の誕生日にはものを並べて赤ちゃんが何を選ぶかによって将来を占う習慣も。誕生日パーティは誕生日を迎えた本人が主催してプレゼントを持って行くのが一般的です。

ベトナム語:Vietnamese

Chúc mừng sinh nhật
(チュック・ムン・シン・ナトッ)

ベトナム/ Vietnam
中国と同様に数え年で年齢を数える。新しい年を迎えるとその段階で1歳年齢が増すと考えられています。子どもであれば1歳の誕生日はとても重要で親族から知人までが集まりお祝いをします。

日本語:Japanese

お誕生日おめでとう
(オタンジョウビ オメデトウ)

日本/ Japan
ご存知の通り、誕生日会にケーキ、歳の数のろうそくを吹いて消すなど習慣があります。 家族や友人、恋人からお祝いをされるのが特徴です。

まとめ

海外のお誕生日は基本的には「誕生日を祝われる人」本人が主催する誕生日会が多いですよね。 その目的としては「自分のために集まってくれてありがとう!」「産んでくれてありがとう!」と家族や友人へ感謝をする日だからなんですよね。

自腹での盛大なパーティーは負担も大きそうですが、プレゼントを戴いたりするお礼にごちそうするのなら、うまいことギブ&テイクなのですね!

いつもの「ハッピーバースデー」とは違った言語を使ってユーモアのあるカードやメッセージを贈るのも楽しいかも! 各国の言葉と習慣でみる「お誕生日」まとめでした。